GLOBAL BUDDHIST CONGREGATION 2011

インド旅雑記

国際仏教会議 2011.11.26~12.4

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昨日発表を終えた根本師と朝食を頂く。根本師も発表から解放されたのか、晴れやかに自分自身の事、これからの活動目標などを聞かせて頂く事が出来た。彼の純粋な人となりと、熱い思いが伝わってきて、こちらも頑張らねばと言う思いを新たにした。
午前中は日本からの参加者の発表もないという事で、有志はホテルの車2台に分乗して市内へ。インド門から、国立博物館に向かう。さすがに古代文明発祥の地インドである。
いろんな展示物が目を引くが, やはり仏教徒である我々は仏教に関する展示物に目が行ってしまう。

この日は、課外授業の日なのか、多くの児童、生徒が見学に来ていた。そこで、驚かされたことは、その子たちが素手で、平気で、展示物を触っていることである。日本でもアメリカでも、信じられない光景だが、本当に触っている。それとみんな大きな瞳で私達に微笑んでくれた事、子供たちの屈託ない笑顔、これに勝るものはない。
それから、少し買い物をして、午前中の散策は終了。午後2時20分頃ParkHotelに戻って、昼食。予定表を確認して、森本師、桑澤師、西村さんと共に、ホテル近くの幾何学模様の大きな芸術作品である建造物を見る。名前は失念したが、入場料100ルピーを払い園内へ、インドでは高いと考えましたが、インド人は5ルピーと割安。外国からの観光客には少し割高でも、それによってこういったものを残していく姿勢は素晴らしいと思った。その後、時間つぶしに、TukTukに乗ってお土産店へ、紅茶をということで紅茶店にも連れて行ってもらうと、そこはなんと、一昨日に寄った紅茶店の本店であった。これもインドの縁と云うものなのかと驚く。そんなことで、思いの外、時間がかかってしまい、時間ぎりぎりにParkHotelに戻る。「女性と仏教との関わり」ということで、会場は溢れんばかりの人で埋まっていた。

まだ始まったばかりで、緑川師の発表までは、他の方の発表を聞く。それぞれの方が、自分の活動を通して、女性が仏教に関わる事の大切さを訴えており、天台宗の僧侶である緑川師の発表は、日本は仏教の僧といえども、結婚が出来、お坊さん同士の夫婦の話を交えてお話をされ、また、尼僧としての自分の活動をスクリーンを通して見せながらの、日本の仏教の特殊性と、日本における尼僧の活動を効率よく発表された。このセッションは発表が10分と、他のものに比べて5分少なく、それでも、十分に聴衆に伝わったのではないだろうか。
 
宿泊先のシャングリラに戻り、今回、日本から来られている、ほぼ全員に当たる20名で、発表をされた方、コーディネートされた鈴木さんの慰労を兼ねた夕食をペリエの乾杯と共にはじめ、皆さん、とっても素晴らしい笑顔での楽しい夕食となった。